管理人よりお知らせ
いつも新米言語聴覚士日記をお読みいただきありがとうございます。
開設から4年間、読み続けて下さっている皆様には心より厚く御礼を申し上げます。この度、管理人は精神的にも作業的にも、何かとエネルギーを要するこのブログの更新を一度休止することとしました。今後、新たな記事の投稿、またコメントに対する返答などは休止させていただきます。但し、過去の記事はこのまま引き続き公開させていただきます。
管理人 issy
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▼提案箱への質問
施設基準を満たす機器、検査は?
▼回答
私も一人で開設しました。最初は大変だと思いますが、作り上げた今、とても愛着がありますし、仕事全般的なスキルはアップしたと思います。頑張ってください。
脳血管疾患等リハビリテーション料(1)に関する施設基準
http://www.pt-ot.net/20rehakaitei/2008/03/post_2.html
脳血管疾患リハビリテーション料(2)に関する施設基準
http://www.pt-ot.net/20rehakaitei/2008/03/post_4.html
脳血管疾患等リハビリテーション料(3)に関する施設基準
http://www.pt-ot.net/20rehakaitei/2008/03/post_3.html
集団コミュニケーション療法料に関する施設基準
http://www.pt-ot.net/20rehakaitei/2008/03/post_11.html
診療報酬、施設基準に関しては、PT-OT.NETや、厚生労働省のホームページをご参照いただくか、地域の言語聴覚士会、地域の社会保険事務所までお問い合わせください。私個人では無責任な回答はできませんので、よろしくお願いします。
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▼提案箱への質問
STからみたOT、PTの印象は?
▼回答
ST代表としてのお答えはできませんが、私の狭い個人的な付き合いでの印象を二言ぐらいで書いてみます。
OTさんの印象
1、オールマイティイ。
2、生活そのものを視野に入れている
PTさんの印象
1、運動学の視点を持っている。
2、体育会系。
他のSTの方、補足をお願いします。
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▼提案箱への質問
集団療法は個別リハを行った同日に算定できるか?
▼回答
正確なお答えはできません。ですが、ネットで分かる範囲は以下の通りです。正確な答えを得るには、言語聴覚士協会か、地域の社会保険事務局に問い合わせてください。
1、PT-OT.NETさんの下記の記事を参照してください。
→http://www.pt-ot.net/2008/03/post_124.html
2、PT-OT.NETさんの以下のコンテンツを参照してください。
→http://www.pt-ot.net/20rehakaitei/2008/03/post_56.html
今のところ、集団コミュニケーション療法が疾患別リハビリと同時に算定できない。という明文化されたものは見当たりません。何か違う話をご存知の方はコメント欄に補足してください。
回答にご満足いただけたでしょうか?
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▼提案箱への質問
National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)の11番目の消去現象と注意障害(無視)の施行方法が分かりません。特に体性感覚による同時刺激が分かりません。また、この検査の施行法のビデオなどはないのでしょうか?
▼回答
申し訳ないですが、私にも分かりません。中身に目を通したことはありますが、検査を施行したことはありません。ちなみにネットで調べた範囲で分かったことを以下に示しますので、参考にしてください。これが正しいかどうかは分かりません。
以下http://ctsdmc.public-health.uiowa.edu/IHAST2/Attachment2.htmより引用し一部意訳。
Item 11: Extinction and inattention (消去現象と注意障害)
Instructions:
Sufficient information to identify neglect may be obtained during the prior testing. If the patient has a severe visual loss preventing visual double simultaneous stimulation, and the cutaneous stimuli are normal, the score is normal. If the patient has aphasia but does appear to attend to both sides, the score is normal. The presence of visual spatial neglect or anosagnosia may also be taken as evidence of abnormality. Since the abnormality is scored only if present, the item is never untestable. (この部分は日本語のインストラクションと同じです。)
Comments:
This item is open to significant variation among examiners, and all neurologists have slightly different methods of assessing neglect. Therefore, to the extent possible, test only double simultaneous stimulation to visual and tactile stimuli and score 2 if one side extinguishes to both modalities, a 1 if only to one modality. If the patient does not extinguish, but does show other well-developed evidence of neglect, score a 1.
(この項目は検査者間で多くのバリエーションが許容されており、全ての神経学者が少しずつ異なる方法で無視を評価している。よって、可能な範囲として、視覚と触覚への同時刺激のみを検査し、両方のモダリティで片側が消去された際に「2」を与え、どちらか一方のモダリティのみで消去された際に「a1」を与える。消去が起きないが、他に無視の顕著な傾向が示されている場合は「a1」を与える。)
また、ビデオに関しては日本語サイトでは調べていませんが、英語のサイトでは以下のサイトでDVDを販売しているようです。
http://www.ninds.nih.gov/doctors/stroke_scale_training.htm
参考URL
http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-m/neuro/NIHSS.pdf
http://www.bingo-stroke.net/tst_nihss.html
回答にご満足いただけたでしょうか?
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▼提案箱への質問
これから社会に出ていこうとしている高校生に言語聴覚士はすすめることができますか?(高校数学教員)
提案箱への最初の質問ありがとうございます!かなり考え込みましたが、へなちょこな回答になりました。すいません。
▼回答
無限にある職業の中から、本人の意思や特性に関係なく、特定の職業をすすめたりすすめなかったりすることは、私にはできません。私にとっては、すばらしい職業の一つです。なりたい人がいれば応援します。
回答にご満足いただけたでしょうか?
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右側に簡易の掲示板を設置しましたので、書いて欲しいことや質問などがあれば投稿してください。それに答える形で書いてみようと思います。症例相談のような細かい話よりも、日ごろの悩みとか仕事の仕方とか信念とか、そうした話題の方が書きやすいかな。アンケートのお題も募集中。
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普段言わているようなSTとして必要な資質には、人間性だとか探究心だとか曖昧なものというか当たり前なものが多く、心に響かない。そこで私なりに少しひねった形でSTに必要な資質を思いつくままに書いてみたい。読者の心に響くかどうかは分からないが。
私が最近考えている、STに必要な資質の一つに「待つ能力」というものがある。それについて書いてみる。
待つ能力という言葉を思いつく前に、最初に英語で"Stop doing & See it"という言葉が訓練中に思い浮かんだ。どいうことかというと、行為の中に没頭することで自分がやっていることが正しいのか間違っているのか?という不安をかき消している自分がいたからだ。
必死で勉強する人にも同じようなことが実はいえるのではないかと思う。あるかどうか分からない答えを捜し求める行為の中に安心を求める。もちろん、知識を付けることは重要だ。しかし、そこから先に進むことが出来ない人が多いのも事実である。私自身現在知識を付けるという面では行き詰まり感がある。(それについてはまたいつか書く予定。)
上記のようなふとした感覚から、今年に入ってからずっと一体自分は患者の何を見てきたのだろうか?ということを考えていた。
1、自分が介入する前の患者の状態。
2、自分が介入しはじめてからの患者の状態。
3、自分が介入してからしばらくたってからの患者の状態。
紹介状による情報によって以前の状態はある程度しれるだろうが、たかが書面では何も分からないに等しい。自分が関わらなくなってからの患者も、必然的に情報が取れる状態ではない。たまにうわさを聞いたり、併設の老健施設に入ってきて久しぶりに状態を見る程度である。
自分が見ていると思っている患者の状態は実は期間としても短いし、自分の視野的にも狭い範囲でしか見ていない。上記の1~3の状態に関わる自分の行為を、一旦ストップしてみよう。(Stop doing)そして、患者の存在を中心とした患者の人間としての社会的価値というか意味を見てみよう。(See it)と思ったのである。(この辺は抽象的過ぎる表現かもしれない。一旦ストップというは業務そのものをストップするということではなく、単に作業として行っている行為を見直すという意味合いで理解して欲しい。)
前置きが長くなったが、「待つ能力」についてまとめてみたい。
待つ能力はパッと見、「忍耐力」という概念にも通じる。しかし、忍耐するのは自分にとって良くない状況を逃げずに頑張るという意味で、「待つ」のとは違う。「待つ」ことにはそれほどの積極的な心の頑張りを必要としない。
たとえば、恋人と待ち合わせしていて、なかなか時間通りに来ない相手に忍耐力を発揮しているとき、それは「時間通りに来ないという自分にとって許せない行為」に対する自分に不利な状態への頑張りを意味するが、待つ能力を発揮するとき、「とにかく待てば相手は来る。」というフラットな気持ちで状況そのものを受け入れられる状態を意味する。
忍耐力には何が必要かというと、恐らく感情のコントロール力だとかポジティブシンキングとかなのだろう。では、待つ能力には何が必要か?それは意外に単純で、「信じること」である。STは何をどう信じたらよいのか。
話がずれるが、今の世の中何でも効率化やスピード化である。仕事の能力はいかにうまくこなすかという点に焦点が合わされている。しかし、効率化やスピードが意味を持つのは、生産性が重要視されるシステムでの話しであり、STが相手をする人間という生き物に効率化やスピードはあまり意味がない。
EBMなどが話題になり、科学性の重要性を履き違えた理論至上主義がまかり通る世界も今の世の中を反映しているような気がする。医者のように切った貼ったや薬を投じて変化があるという分かりやすい世界でならまだ分かる。しかし、手触りで金属の表面の数ミクロン単位の凹凸を感じる職人のように、システムで拾えない部分をSTは担当している。
話を戻すと、われわれは人間という繊細で得たいの知れないものを相手にしているのだ。しかも、字義通り「千差万別」な対象を相手にしている。そして、金属の表面とは違って、人間はそれぞれ自分の中で何かを変えていく力を持っている。自然回復、自然治癒などもそうだし、少なくとも5年前の自分と今の自分は違うはずだ。肉体的にも精神的にも人間は変わる能力を持っている。(もちろんそれが良い方向にも悪い方向にも影響するのだが。)
すこし楽観的過ぎるといわれるかもしれないが、人間を相手にするということは「答えのない可能性」を相手にしているということなのだ。人間という答えのない可能性を「信じる」こと。それが待つ能力の前提としてなければならない。
患者を目の前にしたときに、身震いするような恐怖心がないSTはSTとして失格である。なぜなら、得体の知れない可能性を秘めた人間を信じるには相当の覚悟がいるからだ。知らない間に人間は恐怖心から逃げようとする。気付かない間に人間の可能性をあきらめていないだろうか。
STが時間通りに来ない恋人にしびれを切らしてあきらめていてはお先真っ暗だ。そこでモラルを引き合いに出して理屈で物事をまとめようとする逃げも必要とはされない。ただ、とにかく可能性を信じて、恐怖心を引き受けながら、「待つ」ことができること。それがSTとしての資質の一つだと思う。
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今日は前から誘っていた人と一緒に飲みに行くことができた。といっても女性ではない。仕事後、その職種歴数十年のベテランである人とさしで飲みに行った。
最高。
若いSTの方々は、ぜひ超ベテランの他職種コメディカルと飲む機会を持って欲しいと思う。ただ仲の良い人を作ることだけが目的ではない。その人から色々なことが学べるはずだ。
少なくとも私は今晩の4時間でこの4年間では得られなかったことを学んだ。
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看護師の人不足は深刻だ。
STにも大きな影響がでる。摂食嚥下訓練をして、誰かの介助があれば食べられるまでに改善したとしても、介助を引き継げる人がいないのだ。言語機能が回復しつつあっても、ゆっくりと足を止めて患者と向き合うことができる人がいないのだ。
医療崩壊。国は既存の医療制度を大胆に変革しようとしているようだ。しかし、落としどころがまったく見えてこない。現場には混乱と困惑が広がっている。一体、どうしたいのだ?
われわれの混乱と困惑の先に患者がいることを、政治家とお役人たちは知らないらしい。
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